未婚卵子凍結2022年【実際にかかった費用、期間、来院回数】

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初めに、このトピックに関しては、色々な考え方があると思います。

私とは全く真逆の考えの人、理解できない人もいると思いますので、あくまでも自分が体験した事で悩んでいる人の一つの情報としてみてもらえたらと思います。

経緯

私は39歳手前で自分の卵子を凍結しました。

卵子凍結は、今の年齢の卵を凍結させる事で、いざ妊娠を望んだ時に使えるように用意する事です。もちろんその卵を使ったからと言って100%妊娠するわけではないです。

あくまでも一つの準備として。

不妊治療の話は、20代の時から話を聞く機会が多くありました。

それは、エステティックサロンで働いていた時にお客様の実体験を聞いていたからです。

女性の年齢にはある程度の期限があるのはわかってはいるけど、いざ自分ごとになると真剣に考える機会を自ら避けていました。

30歳になったら、、、35歳には。。。

でも実際今回、40歳を目前にいよいよ少し動くことができました。

きっかけは、実際に不妊治療で子供を授かった友達の話と、たまたま培養士のお友達が近くにいて、不妊治療のオンラインセミナーに参加したことが重なり、いよいよ実際の年齢を考えまずは自分の体を確認する為に、クリニックを予約するまでに至りました。

 

実際に採卵、凍結までの期間、金額、仕事をしながらできるのかとか、私自身も心配だったことも全て記載します。

 

まずは、卵子凍結できる条件として、

クリニックによって、年齢の制限があり、卵子を凍結し実際に使う時も年齢制限があります。

実際に融解して使う時には、法律婚、または事実婚の相手の人とクリニックによって体外受精か顕微授精にて使用できること。

実際に採卵後、成熟した卵子がなく、1個も凍結できないこともあり得ます。

妊娠に備える手段の一つだが、妊娠が確定することではないことを十分に理解、同意すること。

最後は、血液検査にて、実際に卵子を凍結するのに十分対応ができる体であるかを確認して初めて、卵子凍結の準備がスタートできます。

注意点は、

私のように未婚であれば当然不妊治療の対象外になりますので、10割負担全て自費になります。

2022年4月より法律改正があり、不妊治療費の助成金に関して内容が変更されたので、結婚している、事実婚であるカップルで妊娠をトライしている方には是非知って活用してもらいたい制度です。

→  不妊治療に関する取組2022年4月から

また、

色々なところで確率なんてやるまでわからない、不安と希望と不安の戦いになります。

体とお金の負担がありますが、今後の妊娠に少しでもかける一つの方法です。

来院回数とかかったトータル費用

実際にかかった期間は、私の場合は初めて血液検査をした日から採卵結果を聞きに行った最後のクリニックの期間までは約4ヶ月でした。

来院したのは全8回(検査・結果聞きに3回、誘発スタートから採卵・結果聞きまで5回)、

かかった費用は合計 ¥411,880 (自費・負担割合10割)

もし生理のタイミングも良く、検査も問題なく、最短だったら、凍結するまで約1ヶ月で全てが終わる人もいると思います。

金額については、治療方法、凍結できる卵の数、クリニックによって変わりますので、必ず確認してみて下さい。

あくまでも一つの例として参考にしていただきますと幸いです。

実際の流れ

まずは初診の血液検査。

ここでは実際に自分がこれから進めていけるかを確認します。結果は血液をとってから1週間で結果が出ます。

内容:

AMH(卵子の残り数)、B型・C型肝炎、HIV、梅毒、クラミジア抗体、貧血・糖尿病の有無、肝機能・腎機能、甲状腺機能、風疹抗体価、血液型

私の場合、最初にとりあえずAMH(卵子の残りの数)だけも検査できるとのことだったので、まずは採血し血液1本をとり結果をみてみることに。

AMH(抗ミュラー管ホルモン)は、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンで卵巣の中の卵子の残り数を反映すると言われているそうです。体外受精でどのような卵巣刺激を行うか、また採卵の予想に用いるそうです。

結果は、私の年齢値からいくと低めでした。

確実とはいつ何時も言えないが、でもなんとかできると思うと次の検査に進みました。

ここでの数値があまりにも低すぎれば、

先生によってはコストパフォーマンスが悪いとお薦めしない場合もあるそうです。

私のように低い数値の場合、現在のところ数値を増やす方法は見つかっていないそうですが、お薦めされたのは、ビタミンD、葉酸のサプリ摂取、規則正しい生活、適度な運動、十分な睡眠、禁煙。

とりあえずできることとして、先生がお薦め下さったビタミンDと葉酸のサプリを早速ネットで購入しました。

 

1回目結果を聞きに行った時に再度採血をし、

他の状態(B型・C型肝炎、HIV、梅毒、クラミジア抗体、貧血・糖尿病の有無、肝機能・腎機能、甲状腺機能、風疹抗体価、血液型)確認の為採血し、4本をとりました。

(私は2回採血により検査しましたが、もちろん1回で全て確認できるとより早いです。)

また1週間後に結果を確認。

結果が出て、先生の判断でスタートできるとわかってから次は生理を待ちます。

そして生理始まって3日以内にクリニックに行く必要があります。私の場合は、

ここが、仕事をしながらだと難しい人がいると思います。私は実際に2回の生理周期を逃しています。この間にも卵子が減っていると思うと、辛く感じる人もいると思います。

3日の定義は、例えば夜の22時に生理になった場合はその日が1日目。なので次の日か、翌々日が休みか半日休み等とれる状況ではないとスタートしたくてもできません。

血液検査結果OKが出てからやっと3回目の生理でスタートができました。

 

そこからのスケジュールは、人それぞれどの誘発方法でやるかによりますが、

まずは今のホルモン値を測る為、1本採血をします。

またエコーでも確認。1時間弱ほど待ち、結果を見て私の場合は、

自己注射(フェリング)と薬(クロミッド)を飲むやり方でスタートすることに。

看護師さんに自己注射のやり方説明を受け、同意書にサイン後、

実際に練習も兼ねて自分で1回目の注射をお腹に打ちます。

注射は1日おき、薬は毎日食後、次回のクリニックの来院予定を立てます。

一番最初に話を聞きに行った時に、治療が始まってから約4回〜の来院が必要であること、

スタートして大体2週間後に採卵になることはわかっていましたが、

間の来院と仕事の休みがかぶるか心配していましたが、実際には、採卵までの間の来院については、先生の提案と1日2日はズレても大丈夫のことでちょっと安心してスタートできました。

ここでは先生がなんとかすると言って下さって、不安の中ではとても心強かったです。

私の場合には、生理がスタートして3日目に来院。

そこから6日目と10日目は経過観察で採血・エコーがあり再度注射の量、薬の量の調節をしてもらい、ちょうど14日目が採卵日となりました。

この月は休みがほど良いシフトになっていて、本当によかったです。

採卵の日は、

8:20に来院して最初着替えや説明を聞き準備を整え、9時には採卵は終わっていました。

気になる痛みに関しては、局所麻酔をして行った採卵ですが、採卵中私の場合痛みはなく無事に終りました。時間は約20分ほどだったと思います。

その後は少しベットに横になり炎症を抑える薬を飲み、少し出された食べものを食べ休みました。私の場合、終わってからは、生理痛のような子宮の奥が少しだけ重い感じがあったので、念の為痛み止めをもらいその後は先生に幾つとれたか状況を聞き、すぐに帰れます。

 

この時点では成熟卵子が幾つあるかはわからず次の日以降で結果を聞きにいけます。10時前にはクリニックを出られたのでそのまま家に戻り、ゆっくり過ごしました。

私は3日後に全ての結果を聞きに行きました。

感覚としては、考えたり、悩んだりしていた時間に比べたら本当に全てのプロセスが一瞬で終わった。という感じでした。

薬、注射は全て自己責任なので、時間などかなりはっきり指定があるのでちゃんとできるか緊張しましたが、

今まで悩んでいた時間はなんだったのかと思いぐらい早かったし、

先生、看護師さん、クリニックの方々の仕事ぶりに感動し、とにかく感謝の気持ちでした。

 

 

 

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