10代からのコンプレックスが武器になった30代後半

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自分を見つける アラフォー小言

楽しい事、苦にならない好きな事、心地よい事。それが見つかるって本当にすごい事。

いきなりですが10代の時の私は、かなりのシャイで、

人前に出るのが苦手。

2人以上での会話で注目されたりするとすぐに顔も赤くなり、とにかく目立つのが嫌い。しまいには手も震えるタイプ。

髪も癖毛で、体毛も濃い。スタイルも顔も歯も嫌い。本当に自分の事が嫌いだった。

いわゆるコンプレックスの塊で、いつも悩んでいたし、田舎で全体の人数が少ないのもあり、人と外れていると目立つのも嫌だった。

なので、なるべく目立たないように、そして人から自分がどう見られるのかを常に気にして生きていた。

人からどう見られるのを気にして生きてきたおかげで、大人より(正確に言えば、母より)周りが見えていた事、周りの色々な事に気が付く事が多かったと思う。

責任感も強く、サボれないタイプ。悪い事はやってみたいのに、怒られたり、それにより注目を浴びてしまうのも嫌だった。

中学の時は部活一心で、勉強はなんとなく中間ぐらい、真面目だったのもあり、競争も少なく推薦で高校は運良く決まった。

今思えが、コンプレックスのおかげで中学の時からやりたい事がはっきりしていた。
それは、メイクアップアーティスト。理由は自分の嫌いなところを全て隠せそうだったから。

それだけ。

絵も下手だし、デザインとかできないし、周りには目指している人はいないし、そもそもメイクアップアーティストの職業もぼんやりとしかわかっていなかったが、とても興味があった。

その当時の担任の先生に専門学校に行きたいと相談した時もあったけど、私の将来を考えとりあえず高校は入学し、卒業しなさいと普通科の高校に入った。

高校ではとにかく部活もなく自由だったので、アルバイトをしてそのお金はその時代に流行ったルーズソックスや、日焼けサロン、メイクアップ用品、服にお金をかけて遊びまわり全く勉強しなかった。

みんなが大学・短大へ進路を考えていた時に、高校卒業後、メイクアップアーティストではないが、もう少し広く学べるエステの世界の存在を知る機会があり、学校も併設してあったエステサロンにすぐに就職した。

そこでは衝撃の毎日だった。年齢が違うキレイな人達、自信が溢れる人達が働き、

お客様はもちろん私より年上の女性ばかりで毎日が新鮮だった。

怒られる事も多かったが、遅くまで働いていてもとにかく新しい大人の世界が楽しかった。

当時の私の夢は、、、クレジットカードを持つ事。何とも恐ろしい発想笑

理由は何でも買えるし、手が届く。自分で稼いだお金で何でも買える。手に入る。どこでも行けると思っていた若き時代。

でも、毎日の大人の世界の中で、私はやっと自分の居場所的なところを見つける事ができた。

技術ができるようになる事で、少しずつ自分に自身が持てた。そして、何よりシャイでコンプレックスの塊だった私が、少しずつ変わっていけた唯一の場所。

それは施術ルーム❤︎恥ずかしがらずに自分を思いっきり表現できる場所だった。自分が悩んできたこそお客様の悩み、辛さ、そして今まで自分が羨ましく見えてきた沢山のことが、お客様のそれぞれの素敵なところである。

そして、今年は仕事を初めてからちょうど20年となり、今では確実に私の武器になったと確信している。

烏滸がましい言い方かもしれないが、

人ケアしたり、人に喜んでもらう事には力を発揮できる。そして、自分が必要とされることにやる気を感じる。決められた事ではなく、パーソナルに考えて行動する事。

 

まだまだ通過点で、ここからもっと今の武器に足していくところは沢山あって迷うこともあるが、今はっきりとわかるのは、嫌いな事をする時間は紛れもなくもったいない。

時間だけはお金では買えません。

正直、仕事は失敗してもまた挑戦できる。

知恵を絞れば、少しのお金も稼げる。あとは、いかに自分が楽ではなく、情熱を持って働ける環境に行けるか、作れるかだ。

今後私ができる事は、それを伝える事。誰にだってチャンスがあって私のように田舎で育ったって関係ない。自分がどうしたいかが大切で、いつだってチャンスはある。特にこれは子供たちに伝えたい。もちろん昔とかなり時代はかわり、情報も拾いきれないほど溢れているが、

世界は広くって小さいところで悩む必要ってない事でできるだけ伝えていきたい。

そして、少しでも力が湧く好きなことを見つけられるように、色んな人に会って、色々体験してみるのは本当に大切だと思う。

 

ベストワンクルーズ

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